1997年に誕生したLa Festa Mille Migliaは今年の10月で13回目を迎えます。
 
1997年といえば、京都議定書が議決された年でもありました。
京都議定書は我々の住む地球の温暖化を防ぐ目的から2005年に発行され、
日本では2008年より削減目標の第一約束期間に入り、2012年までに1990年の基準値からマイナス6%削減を
目指すチーム・マイナス6%キャンペーンが生まれ、この活動に多くの人々や企業が賛同し参加しております。

La Festa Mille Migliaは第一回大会以来、車によって傷ついた交通遺児の育英、環境保護のための募金活動や植樹を積極的に展開して
参りましたが、本年度からこのチーム・マイナス6%キャンペーンに参加し、すべての印刷物にキャンペーンロゴを入れ、
大会開催期間中は動く広告塔として参加者や沿道に集まる人々に広く呼びかけることに致しました。

La Festa Mille Migliaは[いくつになっても心・少年][イベントに参加するすべての人々と友情の輪を広げる][古いものに敬意を]
という3つの基本精神を掲げています。
平均年齢50歳を超える参加者は訪れる各地の人々と友情を築き、半世紀以上前に造られた古い車を駆って1000マイルにおよぶ距離に
挑み、クラシックカーが今でも立派に通用することを人々に示すことで、国内外から注目される大会に成長致しました。

今後はLa Festa Mille Migliaを通じて、如何にして社会貢献ができるか、
如何にして先人達が製造した車を芸術作品として次世代まで残せるかが極めて重要な課題です。

自動車は20世紀初頭に誕生しました。コンピューターもなかったこの時代から世界大戦後約20年までに製造された車は、
職人達の長年にわたって培われた匠の技によって製造されました。
だからこそ、この時代の車はどのタイプをみてもそれぞれが個性に溢れ、芸術作品として世界中の多くの人々を魅了しているのです。

我々はLa Festa Mille Migliaを通じてクラシックカーを文化として継承することに真剣に取り組みます。

継続は力、続けることによって課題は達成できるものと信じます。


La Festa Mille Miglia 2009 組織委員会

 
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