La Festa Mille Miglia 2022

大会レポート

【大会レポート2日目】2022年9月17日

東北から北関東へとロングドライブは続く

昨日に続き、天候に恵まれた2日目。午前7時半にホテルを出発した車たちを照らす眩しい太陽が、暑い1日を予感させる。

ホテルを出て、最初の目的地となる磐梯山噴火記念館でPC競技をこなした後は、安達太良山を越えて福島市のリンクサーキットへ。サーキットコースを全面使用したPC競技に悪戦苦闘するエントラントたち。

リンクサーキットで競技を終え、目と鼻の先にあるふくしまスカイパークへ向かうと、今度は滑走路をめいっぱい使ったPC競技にチャレンジ。朝から競技が続いたが、エントランたちの表情はこの日の天気のように、どこか晴れやかだ。

ふくしまスカイパークを出ると、飯坂温泉を目指す。ここではたくさんの地元の方たちが手旗を振ってお出迎え。スタンプを受け記念品をもらい、次の目的地となる宮城県白石市の上戸沢集会所へ向かう。

上戸沢集会所でスタンプを受けると、七ヶ宿町に入り、七ヶ宿ダム自然休養公園駐車場でゼッケン番号順に並び替え。隊列を整えた後は、大わらじでスタンプを受け、山形県米沢市の小野川温泉へ。

あたたかな歓迎のなか、小野川温泉でスタンプを受けたエントラントたちは、再び裏磐梯レイクリゾートに戻りランチタイム。お腹を満たすと、午後の行程へ。

裏磐梯レイクリゾートを出ると、猫魔スキー場でPC競技をこなし、スタンプポイントのラビスパ裏磐梯へ向かう。スタンプを受けた後は、大内宿へ。

土曜日ということもあり、大内宿は多くの観光客で賑わっていた。車が入ってくると、観光客たちは驚いた表情で振り返りながらも、写真を撮ったり、間近から眺めたり、興味津々な様子だった。大内宿でこの日最後のスタンプを受けると、御蔵入交流館で最後のPC競技に臨んだ。

宿泊先の日光金谷ホテルと中禅寺金谷ホテルに到着した頃には、辺りはすっかり夜の闇に包まれていた。約417kmを走るロングドライブとなった2日目。福島から宮城、山形を巡り日光まで、長い1日が終わった。

2日目も日中は暑さが厳しかったが、道中で目にする田んぼには穂を垂れた稲が黄金色に輝き、風にそよぐススキからも秋の訪れを感じることができた。緑深い山々も、夏とは違う表情でその色彩を帯びていた。

3日目は、栃木県から茨城県を経由して、千葉県の成田まで約260kmを走る。天気予報は雨。過酷なドライブになりそうだ。

(文&写真/岩本 美香)
大内宿に並べられた車たち
大内宿に並べられた車たち
ふくしまスカイパークでPC競技に挑む STANGUELLINI S1100
ふくしまスカイパークでPC競技に挑む STANGUELLINI S1100
飯坂温泉で地元からの歓迎を受ける MERCEDES BENZ 300SL GULL WING
飯坂温泉で地元からの歓迎を受ける MERCEDES BENZ 300SL GULL WING
大わらじと ABARTH RECORD MONZA
大わらじと ABARTH RECORD MONZA
日光金谷ホテルに到着した ALFA ROMEO GIULIETTA SS
日光金谷ホテルに到着した ALFA ROMEO GIULIETTA SS
  • 一覧はこちら